090金融(闇金)

090金融(闇金)

090金融(闇金)

090金融とは、090から始まる携帯の番号のみを連絡先として
看板や張り紙、チラシなどの広告で顧客を集める金融業者です。

 

ガードレールや信号機、電柱などに
「配達融資」「来店不要即融資」「10万円その場で即お渡しします」などの
うたい文句でおとり広告をだしております。

 

宣伝方法は紹介屋と似ておりますが、
090金融はお店(事業所)を持たないということが一つ違いといえるでしょう。

090金融(闇金)の特徴

まず、090金融は消費者金融と違い店舗を構えません。
お店を構えないということは、貸金業登録番号がない
(貸金業登録番号は事業所を構えて始めてもらえることになっております)
イコール貸金業規正法違反となります。

 

貸付金が数万〜十数万円(1万〜30万円程度)と小口ということから、
多重債務者が毎月の他社への返済の為に数万円借り入れるケースが多い様です。

 

そこでおとり広告に「あきらめないで!本日その場で即融資します」などといった
うたい文句のあるチラシなどを見た多重債務者は飛びついてきます。

 

それが090金融の狙いでもあります。

 

おとり広告を見て携帯に連絡をしてきた客に対し、090金融が聞く内容はこの通り。

 

(1) 名前(フルネーム)。
(2) 自宅に住所・電話番号。
(3) 会社の住所・電話番号。
(4) 親族の住所・電話番号。
(5) 携帯の番号。

 

お店を構えておりませんので、
自宅近所もしくは勤務先近くの喫茶店やファミリーレストラン、
車の中などさまざまな場所での待ち合わせとなり、その場で希望金額が即借入れできます。

 

貸金業規正法では契約を結ぶ時は必ず書面の交付イコール契約書と領収書の発行をしなければなりませんが、もちろん審査など行っておりませんし契約書の発行もありません。

 

契約書の発行がないということは、債務者は実質年利もわかりません。

 

「借入れは即当日」ということは一見メリットにも見えますが、
実質年利も分からず借りるイコール返済額が多大になる危険性があるといった点で、デメリットは大きなものです。

 

返済が遅れた!という場合の取立ては計り知れない恐怖が待っております。

090金融(闇金)の危険な罠

借入れ時に契約書の発行がありませんので債務者は年利や延滞利息が分かりません。
返済が遅れた場合などに暴利行為的な取立てを行うことが多い様です。

 

どのような取立て行為があるのかをご説明いたします。

 

例として携帯や自宅、勤務先に1日何十回もの嫌がらせ電話をします。
本人宛ならまだともかく、段々エスカレートして
家族、親族、勤務先の同僚にまで取立てを行いひいては、脅迫までしてきます。

 

絶対に090金融からの甘い言葉には騙されないでください。


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